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滲む墨痕
第2章 顔筋柳骨
明るい灯に照らされ、白桃の割れ目がはっきりと見える。溢れた愛液は後ろの穴まで流れていた。
「可愛いお尻の穴だね」
「あっ」
「君の汁で濡れているよ」
「いやぁっ」
前に逃げようとする彼女をしっかりと捕まえ、少しだけ色素が濃くなっているくぼみを親指で押す。ぬる、と指が滑る。
「やめてください、お願い……」
背をひねって振り向いた潤が、その可憐な顔を悲痛に歪め、今にも泣きそうな声を出す。
誠二郎は冷笑を返した。
「挿れないよ、こっちには」
その下にある蜜口に顔を近づけると、それに気づいて小さな悲鳴をあげた潤が脚を閉じようと抵抗してくる。
誠二郎はその尻肉に噛みついた。頭の向こうで、ひっ、と息を吸う音が聞こえた。柔肌に歯を食い込ませると、今度はすすり泣きのような声がした。
抵抗を諦めた彼女の脚をひらかせ、うっすらと歯型のついた肌を撫でながら、誠二郎は美しい尻の割れ目に顔を差し込んだ。
「あぁっ、だめぇ……っ!」
潤が羞恥に狂ったように叫んだ。