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逆転満塁ホームラン!
第8章 グッバイオオサカ
「……てか、やっぱりその言い方って。柳君と天草が私の事を上層部に言ったんですか?」
「さあ、それは秘密だべ。」
ああ、絶対そうだ!と確信を持った。
ヤキモチでも妬いているのか、不機嫌な顔をしてるチワワの表情も私の予想が当たっていると示してる。
きっと広島の松本さんがした、あのテレビ電話がダメだったんだろうな…。
それが独占欲なのか何なのか、それは私にも分からないけれど自分の可愛がってるスタッフが他所のチームの人達にも可愛がられてて、ただ単に嫌だったんだろう。
そして、WWCはウィングスのツートップの言う事を黙って聞いた、ということになるだろう。
……なんか政治の世界と似てるんですけど。
灰皿が有るのを見つけて、誰にも許可を取らずに煙草に火をつけた。勿論、窓は少しだけしか開けない。