この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
逆転満塁ホームラン!
第3章 不吉な予感

小堺さんに丁寧に説明されたのは、二分も歩かない本当に真隣のビルだった。

一階はわたしでも知ってる有名な割烹料理屋さんで二階と三階は同じ店だろう、クラブ・Lily。

四階の最上階は会員制のバーらしきものだった。

どうやら二階で降りて、黒服さんにわたしの名前を言うらしい。


総司と行く店は老舗が多いけど──この看板の色使いやビルの立地からして、Lilyとやらは最近出来たクラブっぽい。

だけども高い事は間違いない。

  
入れ違う様にして三階から降りてきたエレベーターには仮想通貨系統の雲行き怪しいお金で稼いだと思われる三人の若い男。

そして、六人のキャピキャピした細いギャル達。

女の子達は不思議そうに私を見つめるとエレベーターのボタンを押してくれるワケでも、ドアを開けてくれるワケでもなくルブタンのクラッチバッグを持った男の腕に絡まりついた。


ああ、嫌な感じ。

甘ったるいグッチっぽい香水すら嫌な感じ。

/337ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ