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逆転満塁ホームラン!
第7章 出会いの人員不足

「あんね、総司。アタシは確かに総司の言うこと沢山聞いてきたけどココは聞きたくないねん。素敵な上司も居るし色んな仕事任されてきたし……」

「もう少しここで頑張りた「どーせウィングスだろ?」


「へっ……?」


「今日の電話はその件だよ。」

どこか苛々してそうな総司、やっぱり根に持ってるのかな?というか、いつもは私に苛々なんてあんまりしない彼なのに。

珍しいな、というのが私の感想。

「さっき、やっぱり無理だわと思って人事に電話掛けて色々話してたら……まあ聞いたんだよ、ここ最近のお前の働きを」

「バックルームスタッフのこととか?」

「そう。お前が柳や天草と仲良くしてんのもな。」


コイツらって顔を合わせたことがないのに呼び捨てにするのは一体どうして?

天草は、総司のことを住友ォ!なんて偉そうに言うし、柳君は総司!って友達みたいに言うし……。総司も苗字を呼び捨てにしてるし……。


「仲良くってか連絡先も知らんし、お仕事上の関係でしかないねんけどな。」

「はあ?もういいから。」


「え?何がよ?」


「誰が仕事上の関係の奴達の為に、あんなに嫌がってた東京行きを決めるんだよ?」

苛つきと呆れが半分ずつってところかな。


………なんて冷静に判断している場合じゃない。

「へっ?何の話し?」

一瞬、意味が分からなかった。というより、今も意味が分からない。

東京行きを決める?
 

──一体、総司はどんなウソを人事につかれたんだろう。私は甲子園スタッフとして大好きな大阪と兵庫を拠点に働いてるというのに。


「だーかーらー、お前明後日からWWCが本元になる。つまりウィングスに"球団スタッフ"として社員で雇ってもらうことになったんだろ?っつってるんだよ!」


「………。」


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