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秘メゴト
第2章 ○○する、される


(……触ってる)


出勤、通学ラッシュ時、すし詰め状態の満員電車。

少し身体を動かすのにも大変なのに、伊都のスカートの中に指が這う。

布越しに尻をまさぐられ、割れ目を指が往復する。


「……ふっ…ぁ」


感じてはいけない状況が、伊都を余計に興奮させた。

中学受験をし、有名進学校に入学して二年目。慣れたきた満員電車での出来事。

じわりと
濡れてきたのが分かる。

そんな様子も分かっているのか遠慮なく、指がクリトリスに触れてくる。

ぐにゅぐにゅと捏ねくり、伊都を高みへと登らせていく。


「あっ……んぅ…やぁ」


嫌だと思いながらも、もっといろんな所を触って欲しいと思っている。

めちゃくちゃにして欲しい…
気持ち良くて、仕方がない。


「グチョグチョだな…こんな所でいやらしい……あの子、お前にくぎ付けだ」


耳元で囁く言葉にドキッとし、言われた方向へと目を向ける。


「あぁ…柿…元君」


同じクラスの
柿元 肇【カキモト ハジメ】。

伊都のイク寸前の厭らしい顔をじっとりと見つめていた。


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