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秘メゴト
第4章 勇史と柿元

そのうち、柿元の力がふっと緩みフラフラと引き寄せられるように伊都の元まで歩みを進めた。
目の前には、汗ばみ火照った肢体を妖艶にくねらす伊都の背中がある。勇史は生唾をのみ込む柿元の喉元を見て、笑みを浮かべた。
「もっと弄って欲しくてキミを待っている合図だ。ほら、口づけてごらん」
ぱくりと勇史の手によって広げられた伊都の尻は濡れた蜜壺までよく見えた。パクパクとよく動く花弁が柿元を待っている。
誘われるがまま、柿元は滴る蜜液を舐め上げ熟れたソコに口づけた。
「はぁっ!……く…あぁっ、ん!」
待ち続けた刺激は電流が流れたように全身を駆け巡り、伊都の身体が弓なりに仰け反った。
言葉にしなくても溢れてくる蜜液が、どれだけ感じたかを教えてくれた。
例えるなら自分は蜜蜂で、甘い蜜を吸いに伊都という花にやってきている所だ。赤く鮮やかに開いた花弁の奥は、魅惑的で虜にさせられる。
「凄いね、柿元君。こっちも負けてられないなぁ」
勇史は、伊都の顎を掴むと喘ぐ声を塞ぐように舌を絡ませた。
部屋の中は
荒い息遣いと水音だけになっていた。
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