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秘メゴト
第2章 ○○する、される

……クスッ

耳元で聞こえた、笑い声。
背筋がゾクリとする。


「知り合いかぁ。良い顔、見て貰いなよ…伊都」


「あ!…んんっ…くぅ」


急に激しさを増す指の動きに思わず大きな声が出てしまい、慌てて唇を噛んだ。

完全に伊都で遊んでいるのは
隣に住む男、勇史。

勇史は一緒に電車に乗り込み、痴漢ごっこを楽しんでいた。


「アイツ、伊都を見ながら自分の弄ってるんじゃないのか?ヤバイね、伊都ちゃん。学校でヤられちゃうかもな」


「あふっ…そんな、こと…ないもっ……ああ、もぅダメ!」


グリッ!と最後に強くクリトリスを刺激され伊都は達する。

膝の力が抜け立っていられなくなったが、見抜いていたのか勇史がしっかりと支えていた。


「伊都、可愛いな。アイツ…まだ見てる……大丈夫、かな」


再び見ると、柿元と目が合う。心なしかさっきより、息遣いが荒い気がする。

気のせいと思い、視線を反らすとちょうど電車が停車する。

人の流れと共に降りると、勇史が伊都の手首を取った。


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