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秘メゴト
第1章 秘密だよ

もし伊都が目覚め、暴れ逃げられないように覆い被さる。

チュ…チュク、チュパ…

深夜、物音が余り届かないマンションの11階。

静寂する中、襲っている身だからか立てる音がかなり大きく感じる。


「ふっ………う…ん……ゆーしくん?」


伊都が目覚めた。

まだ寝惚けているのか
状況を理解していないようだ。

暫くぼうっと眺めてから自分が全裸になっていて、勇史に乳首を弄られている事に気付いた。


「えっ?ゆーし君、何して…?なんで??」


「何でって…気持ちいい事してるだけだよ」


ギュッと胸を寄せて、並んだ乳首を舐める。


「ああっ!……?」


自然に出た自分の声に驚き、伊都は慌てて口を塞いだ。

裸なのに、身体が熱くなっていく…始めて感じる感覚と何故勇史はこんなことを…と怖さと疑問で伊都の頭は混乱中だ。


「やだっ!……止めてぇ」


予想通り、暴れ出したが押さえられているから全く意味がなかった。

だが、抵抗は邪魔だ。


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