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秘メゴト
第4章 勇史と柿元

伊都の背中がピンと張り、緊張感が伝わる。
柿元は、勇史のとんでもない言葉に驚くばかりだ。


「あ……なに…何を……本当に………あっ!」


震える声で確認するが、勇史はお構い無しに伊都の服を脱がせていく。二人と関係を持ったからといって、その二人の前で裸になるにはさすがに抵抗があった。


「何を恥ずかしがる必要がある?もう、ヤッてきたんだろう。彼氏君にお前の良い所を教えてやるんだから、脱げと言ったんだ」


一枚一枚、服が床に落ちる様を呆然と見ていた柿元は今の言葉で我に返った。

もしかして、勇史の考えていることは……


「勇…史さん、まさか…目の前でセックスしろとか、言わないです……よね?」


「察しがいいな、柿元君。大事な伊都を君に預けるんだ、たくさん悦ばせてやって欲しい」


最後の一枚が落ち
伊都は何一つ身に纏っていない。

勇史はそっと抱き寄せ、首筋から鎖骨へと唇を這わし期待に震える胸の尖りを舐めた。

ピクッと震え勇史にしがみつく伊都。身体は正直でこれから起こることを感じ、濡れてきていた。

それが本意でなくとも。


「左より、右の乳首のほうが感じやすい。特に弄りながらクリを触れば直ぐに啼く」


するりと下の尖りに触れクチョクチョと卑猥な音が響き出す。言われた通り、伊都は簡単に甘い声を上げ勇史の唇を求め顔を近付かせる。

その顔は、トロンと蕩け次を待っている。

勇史が与える刺激が極上のもの、そうと知っている悦楽に溺れた者の顔だ。

柿元は拳を強く握り
太股に流れてきた蜜液を眺めた。


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