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第1章 新しい曲は。

メジャーデビューしてから、五年が経った。インディーズ時代みたいに、好き放題はできなくなった。売れなきゃいけないし、大衆受けとか事務所の方針とか、俺らの音楽に縛りができて。
作詞作曲ぜんぶこなしてるボーカルの俺が、最近不機嫌なのを感じて、メンバーが慰めてくれるようになった。
最初は、言葉で。そのうち、めんどくさくなったのか、カラダで。
四人がかりで俺を押し倒して縛り付け、交代でちんぽ突っ込んできた。気づけば俺、肉便器。でもみんなテクがすごいし優しいから、そんないやじゃなくて。むしろ気持ちよくて幸せだったのに、ある日突然……。