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two roses & a lily
第9章 退行の解除
「マリーとはそれだけか?もっと話すことはないか?」
「ん、、マリーは初めての女だった。俺はそれまで、牧師様や施設の男子と清めと務めと称してsexしていた。それがsexだということも知らなかったし、男女でするものだとも知らなかった。
マリーが全部教えてくれた。そして俺がチェリーボーイじゃないと知って、男も相手出来ると広めて客が増えた。」
「マリーに対して、何か役割とか、特別な感情は持っていなかったのか?例えば母親みたいだと思ったとか。」
「母親か、、、言われてみれば、似たような想いはあったかもしれない。ジュエルよりだいぶ年下だったけど、一緒に働いてた時期があって、よく知ってた。
ジュエルと客を取り合ったこともあったらしくて、ジュエルの男関係を教えてくれたよ。
まるでジュエルになったかのような話し方をしていたから、ジュエルに重ねてみていたかもしれない。
結局、マリーもジュエルも男がいないと生きていけないんだ。経済的にもsexの面でも、
だから、マリーとやりながら、ジュエルもこうやって男にやられてたんだな。
それで俺がデキちまったんだな。って蔑みながらやってたこともあった。」
「そうか、他にマリー関して話すことはないかい?」
「ないな。昨日もしつこくねだってきて大変だったってことくらいだ。」
「じゃあ次はヒューの話だ。君は昨日、一昨日とヒューにあったね。」
「ああ、何であんたが知ってるのかわからないけど、会ったよ。」
「ヒューとはどんな関係なんだい?」
「ヒューはバイセクシャル、女相手に関しては幼女趣味だね。学校にあがる前の女の子が好きなんだ。本当にやったら犯罪だ。
大人の女が駄目だし、本当に幼女とやるなんて無理だから、男とするようになったんだってさ。
だから、胸のない子供っぽい女なら相手する。
俺が店に入る前にはそんな娘がいたらしいんだが、逃げられちゃってね。
だから、俺が入ってからは、俺ばかり相手するようになったよ。」
「ヒューの為に、幼女のふりをしていたのか?それとも、妹に会いたくて幼女のふりをしていたのか?」
「わからないよ。ヒューも母さんを知っていた。だから、俺やジョアンナも知っていた。
ジョアンナが死んでしまったことを話してから、どちらから言ったかわからないけど、プレイ中はジョアンナって呼ばれるようになったんだよ。」