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two roses & a lily
第2章 お務め
牧師さまが示したのは、初めて見る大人のペニスの根元だった。
上向きに立ち上がるそれが見たこともないほど太く長くなっていて、自分とは違うもののように思えた。
大人だからか、白人だからか…
そして小便の出る汚いところに何故舌を伸ばさなきゃならないんだろうとも思った。
だが、牧師さまは黙ったまま俺を見下ろしている。
誓いの通りに従えるのか待っているのだ。
舌を伸ばして指の示す先に当てる。
牧師さまが『よろしい。』とばかりに頷いた。
「そのまま舌を上げていくんだが、最初はよくわからないだろう。私が教えてあげるからそのままじっとしていなさい。」
『教え』と言われて、汚いと思った自分を恥じた。ミサの説教や右手を上げたり祈りに手を組んだり、十字を切るように、教会にいる者として覚えるべき務めなのだと理解した。
就くべき年齢に達していないのに、ジョアンナの恩があるのに…と恥じると、
牧師さまがまた頷いて両手で俺の頬を押さえる。
俺が右手を上げたまま牧師さまを見上げると、牧師さまの手が俺の頭を上下させる。
俺は牧師さまのペニスから舌が離れないように伸ばしてくっ付けていた。