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two roses & a lily
第2章 お務め

「ふぅ…とても良かったよ。」

手を引かれて立たされる。無事終わってホッとする。

「やはり反応しないんだな。それもじきに変わるだろう。誕生日の前に完成させたいな。七歳に施すのは初めてだ。」

牧師さまが言う意味はわからなかったが、視線が俺のペニスに向いていた。

服を着るように言われて、隣に座って温かい紅茶を飲むよう勧められる。

飲む間に牧師さまの手が頭から腰までを撫でてくる。
そして誓いがたてられた。

務めの内容は誰にも言わないこと。
むしろ務めに来ているとも言わないこと。
当分、毎晩パジャマに着替えたらすぐに務めに来ること。
務めは牧師さまとの間だけで執り行われるものであること。

それが約束された。

そして、部屋に戻ったら次に呼ぶべき者の名が告げられて、俺は挨拶をして牧師さまの部屋を出た。


皆が務めから戻ってくるとき様子がいつもと違う理由もわかった。
だが、俺は務めに行っていることも知られてはいけない。

「ライアン、牧師さまが呼んでるよ。」

「お前、まさか務めに行ってたのか?」

「務め?なにそれ、牧師さまとジョアンナの話をしていたんだ。」

「そ、そっか。」
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