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two roses & a lily
第2章 お務め


こうして、無知なまま、牧師さまの因習に捲き込まれていったのだ。


しかし、あの白い液体はなんだったんだろう。
俺からは出ないのは何故なんだ。牧師さまからしか出ない聖なるものなんだろう。

苦い、不味いと思ったことを恥じてベッドに潜り込んだ。




「入りなさい。」

牧師さまへの務めは毎晩続けられる。
テーブルのカゴを示されて裸になる。

毎回身体測定は行われた。

「テーブルに手がついてじっとしていなさい。」



「うぁ、牧師さま、そんなところ汚いです。」

二日目にはお尻を掴まれ肛門を舐められる。

「だから清めているんだろう。清められれば良さがわかってくるだろう。」

申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、舐められて擽ったくて恥ずかしいだけだった。

「さあ、始めてごらん。今日は自分で動いてみよう。
上手く出来なかったら昨日のように手伝うからね。」

右手を上げて誓い、ペニスに舌を這わせていく。


聖なる務め…無知な俺は、疑問に思うこともなく、誰にも相談することもなく、牧師さまの性欲処理の道具に仕立てられていったのだ。


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