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two roses & a lily
第4章 目覚め
「ああっ…はぁっ…」
「気持ちいいのか?ジョン…」
「いいっ…いいっ…もっと、アナルに牧師さまのペニスをください…」
「もっと欲しがれ。薬漬けのお前になどやらん。」
それが、牧師さまの性癖なのか、人形の俺が物足りないからか、それとも少しは聖職者としての良心からかはわからないが、sexをしながらでも、俺が目覚めるように仕掛けてきた。
いつからか、何故だかもわからなくなって、ふわふわとした気分から、快楽に引き揚げられると、辛い現実に突き詰められて暴れて眠らされる。
その繰り返しから、牧師さまが引き揚げてくれた。
「ペニスを…ペニスをください。」
「本当に欲しいのか?」
「欲しい…」
「他に欲しいものはないのか?」
「ペニスが欲しい…」
「もうジョアンナのことは忘れたのか?」
「ジョ…ジョアンナ…」
『あなたたちは私の宝物よ…だから、ジョンも、ジョアンナもJで始まるでしょう。』
「ジョアンナ…ジョアンナが欲しい…」
「いい加減目を覚ませ。ジョアンナは最期なんと言ったんだ。」