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two roses & a lily
第4章 目覚め


ガチャッ…

個室のドアが開き、今年もうここを出る中学三年の上級生が出てくる。

「ジョン、本当に来たんだ。」

「あ、ああ、ライアンに務めを卒業したなら、ここに来いって言われて…」

「そうだよ、牧師さまは躾だけしておいて、初精がくると務めを卒業させるんだ。
ベッドが汚れるのを嫌ってるとか、子供が好きなんだとか色々噂はあるけれど、そんなことはどうだっていい。

体が疼くんだろう?だから、務めの時間、こうして互いに充たしているんだ。」

そもそも、務めを神聖なものとして理解していたから嫌悪感などはなかった。
だが、牧師さまのいない所で務めをしていいのだろうか。

「ほら、ジョン、こっち来いよ。ライアンは交代でするって約束なのにこの有り様だからな。」

奥の扉が開かれ便座にうつ伏せるライアンが見える。ズボンとパンツを膝まで下ろしたままでいる。便座の蓋にライアンのものと思われる白い液が飛び散っていて、そこに体を付けないようにするのが精一杯のようだった。

そして隣の個室に引き込まれる。ライアンのお尻には上級生ケントの白い液が溢れていた。


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