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先生と生徒~15年待った分……
第4章 (仮)取ってもいいですか……?
~彩音side~

カンファレンスの資料作りを始めて約10日。
月末も重なり、今までにない激務……。

朝は寝る時間が大事で朝食を抜いて出勤。
お昼もランチもそこそこに仕事に戻る。
残業して帰宅すると夕飯も作るのが面倒でお風呂に入ってすぐ就寝……

たまに五十嵐先生が心配して電話をしてきてくれる。声でバレそうな気がして一生懸命元気な声で明るく話す。

…だって先生は忙しいときに、私との電話で元気になれるって言ってた。そんな私が元気なかったらふたりともだめになっちゃうもん。

私は大丈夫!!!
まだあとちょっと頑張れる!!!

休日出勤2週目の土曜日。
朝から体がだるくて重くて、仕事に来たけど思うように捗らない。
資料もあらかたOKもらえたし、今日は早めに帰って休もう……
そして明日また頑張ろう……

そう思って外に出た。


あれ??

今日そんなに外暑いのかな……?

全てのものがゆらゆら揺れて見える。

…蜃気楼???


そこに飛び込んで来たのは聞きたかった人の声

「藤川!!!」

振り向くとものすごく難しい顔をして走ってきてて。


どうしたん??

聞こうとしたけど体が言うことをきかなくて………













「ん…ん……」

目を開けると真っ白な天井。
モノトーン調のお部屋。

ここ…どこ??


少しずつはっきりしてきた意識。

頭には冷えピタ。アイス枕。

ん……?
手が動かない……??

下を見ると私の手を握りしめてベッドにもたれかかって寝る先生が…。


そっか………

先生見て安心して倒れちゃったんだ……
あーあ、またあたしが迷惑かけちゃった……


先生が風邪ひかないようにそばにあったタオルケットをかけて、また私は眠りについた…
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