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先生と生徒~15年待った分……
第4章 (仮)取ってもいいですか……?
(そっか……元気に見せて先生の元気になろうとしたけど、先生をだましちゃったことになるんだ……)
「先生……、あのさ………」
「俺のことそんなに信用できない?」
(違う……そうじゃないんだ……ただ先生に心配かけたくなかっただけなのに……。なのにこんなに先生に悲しい顔させてしまってる……)
「先生……?」
「ん。。。?」
「ごめんなさい……なんか勘違いしてたみたい……」
「先生の前で元気で明るくいることが先生のためだと思ってた…………。嘘つくつもりなんてなかったんよ?結果そうなってしまうけど……でも……でも…………」
どんな言葉だったら暁斗に自分の想いが伝わるのか分からず彩音は黙った……。
「………お前は俺の彼女だって言いながら、結局お前に無理させてたんだな……」
「ち、ちがう!!そうじゃなくて……!!」
「俺はお前の彼氏にはなれねぇな……。声で分かってやることもできなくてさ、辛い時に支えてやることもできないんだから……彼氏失格だわ………」
彩音の頭は真っ白だった。言いたいことがうまく言えない。それでいて先生がどんどん離れていく。ちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがう………
「彩音……??」
「ち……ちがう……ち…ちがうの……」
「彩音??」
「あ…あたし……は………」
「待て、しゃべんな、過呼吸起こしてるから」
ソファーで彩音を膝の上に乗せて寝かせ呼吸を落ち着かせる。30分もすると落ち着いてきた。
「先生……」
「今度は何?」
「仮を取ってもいいですか……??」
「先生……、あのさ………」
「俺のことそんなに信用できない?」
(違う……そうじゃないんだ……ただ先生に心配かけたくなかっただけなのに……。なのにこんなに先生に悲しい顔させてしまってる……)
「先生……?」
「ん。。。?」
「ごめんなさい……なんか勘違いしてたみたい……」
「先生の前で元気で明るくいることが先生のためだと思ってた…………。嘘つくつもりなんてなかったんよ?結果そうなってしまうけど……でも……でも…………」
どんな言葉だったら暁斗に自分の想いが伝わるのか分からず彩音は黙った……。
「………お前は俺の彼女だって言いながら、結局お前に無理させてたんだな……」
「ち、ちがう!!そうじゃなくて……!!」
「俺はお前の彼氏にはなれねぇな……。声で分かってやることもできなくてさ、辛い時に支えてやることもできないんだから……彼氏失格だわ………」
彩音の頭は真っ白だった。言いたいことがうまく言えない。それでいて先生がどんどん離れていく。ちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがう………
「彩音……??」
「ち……ちがう……ち…ちがうの……」
「彩音??」
「あ…あたし……は………」
「待て、しゃべんな、過呼吸起こしてるから」
ソファーで彩音を膝の上に乗せて寝かせ呼吸を落ち着かせる。30分もすると落ち着いてきた。
「先生……」
「今度は何?」
「仮を取ってもいいですか……??」