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第2章 オンナの落とし方

～彩音side～
いきなり目の前に現れた五十嵐先生

最初はわかんなかったけど、昔と同じ細い銀縁のメガネをしていて、いかにも出来る男って感じになってた

どうしたのって聞かれても中性脂肪が……なんて言えないから笑ってごまかしたけど、ばれてないかな…

先生の手の方が心配…
痛そうだったーーー！！

…でも先生の手、きれいだったな。
男性らしくちょっとゴツゴツしてるけど、細くて長い指
手の甲は血管が見えていて好きな手！

あと、声も！！
低いのにクリアな声で、静かに喋るから耳に優しい。
職場の人たちとは大違い！！

先生じゃなかったら二人っきりでカフェなんて死にそうなぐらい緊張するけど、すぐ昔に戻れるな～！
楽しみ！