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先生と生徒~15年待った分……
第2章 オンナの落とし方
それぞれホットコーヒー、 カフェオレを頼んだ。
他のお客さんからも見えにくいちょっと奥の席を取った
「藤川は今なんの仕事してんの?」
「あたし、普通のOLだよー。建設業の会社で営業事務してんの。海外との取引のときは通訳もするけどね~。」
「通訳か!そういや昔からお前英語だけは得意だったよな。日本語のほうが下手だった。」
「日本語下手とか言わんでよー!純日本人!(笑)で、先生はなんしよるん??」
「俺はちゃんと警察に入ったよ。鑑識だからしょっちゅう顕微鏡とにらめっこだよ。ってか建設業っつった?まわり男ばっかじゃないの?」
「鑑識?!めっちゃかっこいいやん!!なんか似合うーー!!!めっちゃ理系やったもんね。あ、職場はね、100人弱いて、女性5人しかおらんよ。やけん、この季節汗の匂いすごいんよーー。」
「男選びたい放題じゃん。」
「んなことないよ、実際今フリーやし。」
「フリーなの?意外!遊んでんのかと思った(笑)」
「え、ひどいー!そんな風にみえる??まだ1人しか付き合ったことありませんよーーーだ!」
「うそうそ、でもそんな職場ならすぐ彼氏出来んじゃないかと思っただけ。でも1人しかいないってのはほんとに意外だな。」
「社会人なってすぐ別れたから、もう3年ぐらいフリーかも……。やばいよねーーー(笑)」
………
………
(え…なんで沈黙するの??なんかあたし変なこと言った??)
「せんせ……??どうした…と??」
彼の顔から笑顔は消えていた。
真っ直ぐ、射抜くような視線で
「んなら、俺2人目の彼氏にしてよ。」
(……え?待って待って、冗談よね?だってさっき10数年ぶりに会ったばっかりやし…。塾のときもよくからかわれたし……)
「あはははは、本気でー??(笑)先生、前からあたしをからかうの上手いけん、騙されそうー(笑)」
「俺、真剣だよ?」
「え……??冗談…じゃないの……??だってついさっき会ったばっか……」
「ついさっきとか関係ないよ。俺はお前に決めた。」
他のお客さんからも見えにくいちょっと奥の席を取った
「藤川は今なんの仕事してんの?」
「あたし、普通のOLだよー。建設業の会社で営業事務してんの。海外との取引のときは通訳もするけどね~。」
「通訳か!そういや昔からお前英語だけは得意だったよな。日本語のほうが下手だった。」
「日本語下手とか言わんでよー!純日本人!(笑)で、先生はなんしよるん??」
「俺はちゃんと警察に入ったよ。鑑識だからしょっちゅう顕微鏡とにらめっこだよ。ってか建設業っつった?まわり男ばっかじゃないの?」
「鑑識?!めっちゃかっこいいやん!!なんか似合うーー!!!めっちゃ理系やったもんね。あ、職場はね、100人弱いて、女性5人しかおらんよ。やけん、この季節汗の匂いすごいんよーー。」
「男選びたい放題じゃん。」
「んなことないよ、実際今フリーやし。」
「フリーなの?意外!遊んでんのかと思った(笑)」
「え、ひどいー!そんな風にみえる??まだ1人しか付き合ったことありませんよーーーだ!」
「うそうそ、でもそんな職場ならすぐ彼氏出来んじゃないかと思っただけ。でも1人しかいないってのはほんとに意外だな。」
「社会人なってすぐ別れたから、もう3年ぐらいフリーかも……。やばいよねーーー(笑)」
………
………
(え…なんで沈黙するの??なんかあたし変なこと言った??)
「せんせ……??どうした…と??」
彼の顔から笑顔は消えていた。
真っ直ぐ、射抜くような視線で
「んなら、俺2人目の彼氏にしてよ。」
(……え?待って待って、冗談よね?だってさっき10数年ぶりに会ったばっかりやし…。塾のときもよくからかわれたし……)
「あはははは、本気でー??(笑)先生、前からあたしをからかうの上手いけん、騙されそうー(笑)」
「俺、真剣だよ?」
「え……??冗談…じゃないの……??だってついさっき会ったばっか……」
「ついさっきとか関係ないよ。俺はお前に決めた。」