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地獄
第33章 奈緒子、破壊! 密穴嵌め込み
 奈緒子は坂本に気を許すことは、まるで考えていない。
 例えイカされ気持ちよくされても、心を許すこととは意味が違う。
 しかし身体は男に染められいた。
 女の口から出る「気持ちいい」は、身体の本音。奈緒子は自分がわからなくなった。


 受け入れられない! でも、身体が気持ちよさに溺れてる!


 整理がつかないまま、激しく責められる。
 坂本がカラー印刷の子供達から離れ、夫のカラー印刷に方向を変えて近寄っていく。奈緒子を股に添え、体重を楽しみながら、尻を滑らせる。
 

「旦那、怒ってるよな!」


 坂本が言い聞かす。奈緒子は不思議な顔をする。
 子供達のあれは、夫が渡したデジタルカメラからの切り抜きである。これは理解できた。しかし……この顰めっ面には見覚えがない。デジタルカメラの中にそんな画像があったの? そんな表情だった。


「どうした? 旦那のチ〇ボが恋しいのか?」


 坂本がそう言うと、密穴に嵌め込まれた徴をグリグリと時計回りにする。


「あ、あん! あああー! いやん!」


 甲高い声で奈緒子は返事をした。
 どうやら考え込む時間は与えてはくれない。
 

「どちらが気持ちいい? 旦那か? 俺か?」


 坂本がデカい胸を揉み上げ、笑いながら言った。
 奈緒子は目を瞑り軽く深呼吸して、目を開く。


「あなた、ごめんなさい! あなたのオチ〇チンの気持ちよさより、ご主人様のオチ〇ボ様に壊されることが、奈緒子には似合ってます! 壊されるセックスが……気持ち……よすぎるぅ」


 顰めっ面の夫のカラー印刷に、言い切る。
 それだから言い切れたのは間違いない。しかし奈緒子の心にまた一つ、不思議な何かを打ち込む。
 この時始めて、わかった。
 

 私は気持ち悪い男に……破壊された。そして新しく創られている。


 奈緒子は複雑な心境で密穴から襲われる、徴の衝撃に身を喜ばせていた。



 
 
 


 
 


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