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地獄
第15章 予測不能
 あの激しいバックから少し時間が経つ。
 坂本の性欲は衰えることを知らない。
 足首にある拘束具に仕事をさせため、その準備をしていた。


「なんで! なんで中に!」


 奈緒子が子供のように泣き叫ぶ。
 しかし坂本は無視して、辱めの用意をしていた。
 いつしか奈緒子の両手は手錠を架けられ、再び後ろに手をまわされる。一つ違うのは縛らていた時は背中にあり、手錠は腰にある。
 ベッドから身体を降ろされ、床に仰向けで寝かされていた。


 足首にある長いそして頑丈な鎖付拘束具、天上にある移動式滑車、そして床に打ち抜かれつけ取り付けられた楔、これらに仕事をさせる。


「奧さんを責めるために造った大作だ。本来ならお仕置き用で逆さ吊りにして、躾を教え込ませるための道具だ。今回はお仕置きではないが少し遊んでやる」


 坂本が言い聞かす。
 奈緒子は未だに泣いていた。
 中出しされた精神的ダメージがかなりデカい。


「奧さんのマ○コ、気持ちよかった! だから、たくさん出してやった!」


 坂本がしみじみ聞かす。
 

「どうすんの! 妊娠したら、どうすんのよ!」


 奈緒子が声を枯らす。
 ぎゃーぎゃー騒ぎ、そして再び号泣した。
 それを見た坂本は、涼しい顔をしている。ふうん……そんな表情だった。


「奧さんは、ピル飲んだろ?」


 坂本が平然とした顔で言い放つ。
 

「えっ?」
「奧さんは、ピルを飲んだんだ」


 坂本が再び言った。
 奈緒子の顔が引き攣る。
 

「何を証拠に! 変なこと言わないで! 嘘吐いたって……」
「嘘じゃない!」


 坂本が制すよくに大きな声を出した。
 奈緒子が言葉を切り、黙り込む。


「俺が飲ませてやたろ? さっき俺の精子を水代わりにして美味しそうにな」


 奈緒子が、あ然とする。
 精子を無理矢理飲まされた……確かに喉に引っ掛かる感覚があり、それを精子で胃袋に流した。
 まさか!


「これだろ?」


 坂本が薬箱を見せる。
 それは確かにピルで、錠剤を入れてあった一粒がない。


「嘘、信じられない」
「本当だ」


 坂本が頭を撫でてやる。
 奈緒子の目に怒り悲しみが消え、恐怖湧き上がる。
 この男……何をするのか? 予測不能である。


 


 
  
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