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上司のはずが…
第2章 商品到着
「あっ、お疲れ様です。川原さん。」

「中村君も、お疲れ様。」

「コレ…預かってた荷物です。」

「ありがとう…でもどうして中村君が?」

「あぁ…僕が帰って来た時、川原さんの所に宅配便の人が来てまして、急ぎの荷物だといけないと思い、僕が預かったんですよ。」

「余計な事しちゃいましたか?」

「もしそうならすいませんでした…」

「いえ…助かったわ。ありがとう。」

「なら良かったです。」

「本当ありがとう。中村君。」

「いえ、どう致しまして。」

「じゃあ、明日また会社でね。」

「はい…おやすみなさい。」

ガチャ…

中村君が預かっていてくれたおかげで
諦めていた荷物が、今手元にある。
早く開けて中身を確認したいけど…
まずは、シャワーを浴びないと……

私はシャワーを浴び、部屋に戻る…
いつもなら音楽を聴きながら
料理を作るのだけど今日は違う…

届いた荷物を早く開けたい…
楽しみにしていた物を早く見たい…

私は荷物を開けて中身を取り出した。

白と黄色の水玉のローター
少し大き目のピンクのバイブレーター
もう1つは電動ではないゴム製の
肌色のバイブ
私は、箱から出した3つのおもちゃを
テーブルに並べて眺めた…
中でも最後に出したバイブがリアルだ…

凄い…本物みたい…色も形も…
裏スジの血管なんかも良く出来てる…

私は、今まで大人のおもちゃを
使った事がない…
手に取ったのも今日が初めて…

バスタオル姿の私はバスタオルを外した…
リアルなおもちゃとローターを手に持ち
全裸のままベッドに向かった……

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