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上司のはずが…
第2章 商品到着
予定では今日届くはずだわ…
時間指定してあるし…
凄く楽しみ……

午前中の仕事も順調に進み……

ランチの時間…
社員食堂で、普段より多目に食べる私……
後6時間ほどで帰れる…
まるで彼氏と約束しているかのように…
今夜はデートだわ!みたいな感じだった…

早く帰りたいなんて思うのは、久し振り…
相手は男ではなく、おもちゃなのに…
私どうかしちゃったのかな?

そんな事を考えながらランチをする私……

後2時間ほどで仕事も終わる…

「川原さん。取引先の○○から電話です。」

「はい。こっちに回して…」

「もしもし…お電話変わりました川原です。いつもお世話になっております………」

「はい…では、失礼致します…」

部下のミスによるクレームだった…

「田中君、佐藤君、ちょっと来て!」

「貴方達何をしているの?たった今、先方からクレームがきたわよ!」

「ダメじゃない!あれほど言ったのに!…ちゃんと確認してくれないと!」

「はい…すみません…」

「どうもすいませんでした…」

「まったく!…大至急確認して連絡して!」

「はい…わかりました…」

本当!仕事の出来ない男は嫌い!
もう少しで仕事が終わるってゆうのに!
あぁ〜!イライラする!

結局仕事が終わったのは
予定より1時間40分も後だった…

仕事が終わり、足早に自宅へ向う…

指定していた時間に間に合わなかった…
この時間だと、もう配達は無理ね…
楽しみにしていたのになぁ…
テンション下がり気味で自宅へと着く…

あれっ?ポストに不在通知がない…
なんで?今日届かなかったの?

部屋に入りテーブルの上にバックを置くと…

ピ〜ンポ〜ン…

ん?誰?

「はい…どちら様?」

「あっ…川原さん。僕です、中村です…」

中村君?なんで?

「中村君?どうしたの?」

「川原さん宛ての荷物を預かってまして…」

えっ?荷物?

ガチャ…

私は玄関のドアを開けた……













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