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という夢を見たんだ
第2章 ターゲットはあのふたり
処女を無理矢理喪失され、死体のように転がっているるかちゃんをあの後もヤリタイ放題した。

だけど、なかなかボクの目は覚めない。

別に一生このままで構わないくらいなんだけど。

想いながら、アナルビーズを嵌め、のたうち回るるかちゃんをほってカップ麺を食べていたその時、電話が鳴った。

「城田ようやく出たか!……お前いま何してる……!とっくに集合時間過ぎてるぞ!早く現場に来い!」

げっ、この声は八反田先輩だ。
普段は優しいけど、怒らすと手に負えない。
まあ今はボクが仕事ぶっちしたから仕方ないけど。
深夜から朝までるかちゃんを犯してから蕩けるように眠って、気付いたらもう昼過ぎだ。
夢だから関係ないけど。

「す、すみません……」

なのに何癖で謝ってるんだボク!
これは夢!
夢なんだ!
だから普段は決っっっっっして言えないようなことを、言わなくちゃ勿体ないだろう!

「謝る暇があるなら早く来い……!」

「う、うるさい!そんなに来て欲しいなら、八反田!お前が来い!」

やった!言ってやった!
せいせいした!
でもこの後しこたまどやされるんだろうなぁ……。

「そうか、わかった、行く」

と思ったら、電話が切れた。

えっ?

「おい、来てやったぞ」

「はやっ!」

「お前がそう望んだからな。どいつもこいつも道路の道を譲ってくれたぞ」

「え、え、ちょ、意味わかんな……そうか!これは夢だからか!」

「お前、何言ってんの?」

「おい八反田!」

「え?はい、なんですか?」

普段はこんな風に話せない。
むろん尊敬してる先輩にそんな口利こうとも思わないけど。
でも、心の底、ちょっと言ってみたかった。

「お前、ボクに抜け駆けして、そのぶさいくな面で結婚して子供も作りやがって!反省しろ!」

「すみません」

「土下座しろ」

「え?あ、す、すみません……」

うぉー!あの八反田先輩がボクに土下座してるぅー!
夢ってすげーぇ!
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