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愛してるからこそ...
第7章 瑞穂とwおめでた

2人で無言のまま浴槽に浸かっていた。
後ろには正人がいて私を抱きしめたまま
うなじや首筋にキスをしている。
「朱里が声我慢してるのめっちゃ好き」
この人は羞恥心というものはないのかと思う。
家で誰かいても平気でエッチするし
最近では会社でもベタベタと…
今までは会社に付き合っていることを伏せていた。
それを解禁した途端に腰に手を回すし
エレベーターの中で二人だと息ができないほどの
深いキスをして離してもらえない。
エレベーターにもカメラがあることを知らないのかと
心の中で思うけど言えない私。
「明日は指輪見に行って他は?
行きたいところとかないのか?」
「うーん。特にはないかな?
正人は??」
「俺は...あっ。
ロレックス行っていい?」
え?なんでロレックス??
もしかして時計欲しいのと聞いてみた。
「今すぐじゃないけど今のもう古いし
なんかみてみたいだけ。」
思ってもいなかった言葉を聞いて私は胸を踊らせる。
時計を見てこれって候補を覚えといて
瑞穂と日曜日に会うからその時に買いに行こう!
「うんうん!行こー」
「嬉しそうだな。朱里も時計買う?」

