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愛してるからこそ...
第7章 瑞穂とwおめでた

「ロレックスかぁ...」
「欲しいなら買ってやる。」
私は大学を卒業した時に両親からのプレゼントで
Cartierの時計をもらった。
それはお気に入りだし仕事でも付けれるような
デザインだったから今でも愛用している。
「私は今のあるし。
就職祝いで親に買ってもらったから要らないよ。
壊れて修理も出来ないってなったら考える」
「なんだお揃いで買おうかと思ったのに」
この人はどんだけ貯金あるんだろう。
奨学金も返したりしていてはずなのに。
「私の時計はまだまだ使えるの。
正人の時計見に行こうね。」
そんな話をしてお風呂から上がって
ダイニングで水、正人はビールを飲んでいる。
浴びるほど飲んだのにまだ飲めるのかと
思っていたら和室から先生が出てきた。
『頭痛い…ってここは?』
「俺の家。海兄さん潰れて家知らないし
うちに連れてきたんだ。
もう遅いし泊まっていけば?」
『迷惑になるから僕は帰るよ。』
もうこんな時間なんだからと
私も正人と泊まることをすすめた。
「先生?もう時間も時間だから
よかったらそのまま休んで明日帰ったらどうですか?
私たち明日出かけるから正人に送ってもらってください。」

