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愛してるからこそ...
第7章 瑞穂とwおめでた

街へ向かう車の中正人が決めたのか?と聞いてきた。
んー。とりあえず結婚指輪はシンプルで
どんなものにも合うものがいい。と思っていた。
「とりあえずBVLGARIが近いから行って
ロレックス近くにあるから行って
また車乗って昼飯食ってハリー行くか?」
こういうプランは正人が考える方が
効率がよかったりする。
だから私は素直にうんと言っておく。
「あのね、瑞穂と遊ぶじゃん?
瑞穂はBVLGARIの指輪だったなーって思って。」
「被るとか考えたのか?」
「うん。どうなんだろう。」
瑞穂とか仲がいいけれど
何か真似しちゃったみたいで嫌だなって
思ったりもした。
「だったら婚約指輪と付けてもおかしくないように
ハリーにしたらよくないか?」
でも、婚約指輪ですごい高いものをもらったのに
また結婚指輪でもと思うと怖くなる。
二人は車をパーキングにとめて
手を繋いでBVLGARIへ向かった。
ここにある指輪もすごく素敵だった。
BVLGARIなのにロゴなどはなく
ダイヤが3つ並んでいてリングの幅も細い。
店員さんは『指が細いし色も白いから
リングの幅は細い方がお似合いですよ。』と言われた。

