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愛してるからこそ...
第7章 瑞穂とwおめでた

取り置きをするため名前と連絡先を書いて
お店を出て一度車に戻る。
それからご飯を食べに行こうとするけど
土曜日でどこも人が多い。
「朱里は何が食べたい?」
「なんでもいいよー。」
すると空いてるかな?と車を走らせる。
そして駅の裏道を走り店を見てあ、空いてる。と
近くのパーキングにとめてお店に向かった。
お世辞でも綺麗なお店だねとは言えない。
昔ながらの定食屋さんみたい。
『いらっしゃい、あら?兄ちゃん久しぶりだね。』
「覚えててくれたんですか。」
『当たり前でしょ?あの時はホント助かったの。
そんなところよりこっちに座りな。
この子が例の彼女?』
チラッ私の左手を見て
『よかったじゃないの!幸せにしてやりなよ!』
と正人に向かって言うと次は私に幸せになりなさいと。
「ありがとうございます」
「ここの魚の煮付け美味いんだ。
時期だと魚卵も美味い。」
正人は魚の卵が大好き。
だからスーパーに行ってもあると自ら持ってきて
これ炊いてと渡してくる。
「おばちゃんカレイの煮付け定食2つー」
『はいよー。』
とおばちゃんの声がする。
私は知り合いなのか聞いてみる。

