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愛してるからこそ...
第7章 瑞穂とwおめでた




怖くて通帳の中は見られなかった。
ってかむしろ要らない。
毎月食費もらってるからそれも余る。
通帳持っていても下ろすことはないし
こんな通帳もてないよ...


「今まで通りでいいんじゃないかな。
私は正人に食費もらうだけで充分だし。
むしろ結婚するんだし食費くらい私出すよ。」

「いい。別に俺の給料でやっていけるし
朱里のはそのまま置いとけばいいし
使うことがあれば使えばいい。」


やっぱり私の提案は聞いてもらえず今のままとなった。
通帳は今まで通り正人が自分でもって
中をみることはない。

見とけばよかったかな?と思いつつ
怖くて見られないから辞めた。


その日の夜は二人で指輪についてベッドの中で
ピロートークをしていた。

「あれでよかったの?」

「俺は朱里の好きなのにしてくれたらそれでいい。」


ダイヤが3つ付いていて中央にあるダイヤが
すごく大きくて綺麗だったの。

正人はいつものように私をぎゅっと抱きしめて
「あの時計買っていいの?」と聞いてきた。

「いいんじゃない。正人の働いたお金だよ?
私ばっかりに使うんじゃなくて
たまには自分のことに使って貰えると私も嬉しいな」

正人は何それと言いながら深い眠についていった。



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