この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛してるからこそ...
第7章 瑞穂とwおめでた
怖くて通帳の中は見られなかった。
ってかむしろ要らない。
毎月食費もらってるからそれも余る。
通帳持っていても下ろすことはないし
こんな通帳もてないよ...
「今まで通りでいいんじゃないかな。
私は正人に食費もらうだけで充分だし。
むしろ結婚するんだし食費くらい私出すよ。」
「いい。別に俺の給料でやっていけるし
朱里のはそのまま置いとけばいいし
使うことがあれば使えばいい。」
やっぱり私の提案は聞いてもらえず今のままとなった。
通帳は今まで通り正人が自分でもって
中をみることはない。
見とけばよかったかな?と思いつつ
怖くて見られないから辞めた。
その日の夜は二人で指輪についてベッドの中で
ピロートークをしていた。
「あれでよかったの?」
「俺は朱里の好きなのにしてくれたらそれでいい。」
ダイヤが3つ付いていて中央にあるダイヤが
すごく大きくて綺麗だったの。
正人はいつものように私をぎゅっと抱きしめて
「あの時計買っていいの?」と聞いてきた。
「いいんじゃない。正人の働いたお金だよ?
私ばっかりに使うんじゃなくて
たまには自分のことに使って貰えると私も嬉しいな」
正人は何それと言いながら深い眠についていった。