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第7章 瑞穂とｗおめでた

瑞穂のベビー用品を買い正人のロレックスも買い
二人でカフェでランチをする。


「でもLINEでもしてくれればよかったのに。」

『直接言いたいじゃん？
だからいつ会える？って聞いてたのに
朱里忙しそうで誘いづらいじゃない。』


瑞穂は大手のIT企業で受付嬢をしている。
妊娠して今は秘書の裏方にいるみたいだけど
産休と育休をとってまた受付嬢に
復帰すると言っていた。


「そっかー、瑞穂がお母さんかー。ふふふ
私も赤ちゃん出来るといいなー」

『ほら、うちはさ旦那はほぼ夜勤が多いし
なかなか時間合わなかったけど出来たんだし
朱里のところも時間の問題でしょ？』


確かに瑞穂の旦那様は
車の部品を作る工場に勤めていて夜勤が多い。
瑞穂は大手の企業だから残業もある。

そんな二人に来てくれた小さな命。
私も楽しみになってきた。


「で？予定はいつなの？
男の子？女の子？？」


瑞穂は焦りすぎだよと言いながら教えてくれた。


『予定は8月の半ば。お盆くらいかな。
男の子って言われたよ！
しかもまあまあビッグな男の子みたい』

出産が怖いよー。と瑞穂が笑っていた。
そんな瑞穂をみて私も楽しみになってきた。