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愛してるからこそ...
第1章 祝福の嵐
今日は和食にした。
炊き込みご飯
お味噌汁
鰆の西京焼き
きんぴら
タコの酢の物
茶碗蒸し
お刺身
正人の好きなものばっかりで作ってみた。
作り終えて15分ほどすると
正人が玄関の鍵を開けて入ってくる。
パタパタと玄関まで走りお迎えをすると
こめかみに拳を当ててグリグリしてくる。
「痛いっ、痛い痛い!!!」
「おい!何回目だよ。カーテン閉めろって。
今日玄関は閉まってたからヨシとするが…」
あっ!忘れてた!
部屋の電気をつけるときはカーテンを閉めろと
あれだけ言われていたのを思い出した。
「きゃーーー!ごめんなさい!
気をつけますーーー!」
「何か美味そうな香りがする!」
私ら正人をダイニングまで連れていき
どう?と見せてみる。
「おっ、うまそうじゃん。
いつも美味しい飯ありがとな。」
「こちらこそいつもありがとう。
私ができるのはこれくらいだから。」
正人のスーツを受け取り私はスーツをかけにいく。
正人は手洗いをしに洗面所へ。
今日ちゃんと聞いておかなきゃ。
よし!!と気合いを入れてダイニングに行き
正人と向かい合って晩御飯を食べる。
そして気になっていることは早めに聞いて
解決しとかなきゃ!!