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愛してるからこそ...
第11章 いろいろな準備

『すごくかっこいい旦那さんですね。
奥さんも可愛い方だし。2人お似合いですよ!』
可愛いだなんて///
恥ずかしいから辞めてくださいよー!
って業者さんに言うと
後ろからガッチリ捕まえられて
真顔でしかも真剣に言い返す正人。
「そうなんだよ。可愛くて仕方ない。
仕事もできるし料理も上手い。」
すごく自慢してるけどこの人知らない人だよね?
何勝手に話をしてるのよ!
「ちょっと!正人!!」
「ん?ホントのことだし?
褒めてくれたの彼だからのっかっただけだろ?」
こういう時の正人は
本当に警戒心むき出しで相手に
俺のものだって言うのを全面に出す。
恥ずかしいけどそれだけ想ってもらえていると思うと
なんだか嬉しくなるんだよね!
「ごめんなさいね…変なとこ子供みたいで…
引越しよろしくお願いしますね。」
業者さんはではよろしくお願いしますと言って
深々と頭を下げて帰って行った。
「正人はどうしてあんなこと言うの?
威嚇がひどい。犬みたい...」
「犬?」
「そう!小型犬で大きな犬に威嚇してるみたい。
大きな体なのに小型犬みたいって。プッ…ふふふ」
隣の正人を見るとに不敵な笑みを浮かべてる。

