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愛してるからこそ...
第11章 いろいろな準備


「だったら正人の希望はないの?
狭くても庭が欲しいとか自分の部屋が欲しいとか。」


正人はこの忙しい人間なのに本を読むことが趣味なのだ。


どんなに忙しくても気になる本があると買ってきて
夜中だろうが朝早くだろうが
時間を見つけては本を読むのに集中する。

私に気を使ってベッドで電気を付けて横になって
読んだら少しはしんどくないのに
起きてリビングに言って読んでいる。


「別に特にはないかな。
庭は実家にいけばあるだろ?
本も好きだけど今より残業が増えると
そんな時間はないかもしれないしな。」

ほら、やっぱりこうなるんだよ。
正人はいつも自分事は後回しで何よりも
私のことを優先しようとする。


でも今度はずっと住むことになる家だし
正人の希望も必ず叶えたい。

「正人本好きじゃん?
正人の部屋作ってたくさんの本に囲まれて
自分の時間を過ごせるようにしなよ。

寝室は別に作ればいいし
家の構造上無理なら寝室に本棚置けば
ベッドでも本読めるでしょ?」


またローンを払わせてもらえないなら
せめて正人の過ごしやすい環境を作ってあげたいと思う。








「ありがとう、朱里。
でも俺の幸せは朱里が幸せでいることだから。」
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