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愛してるからこそ...
第11章 いろいろな準備
何とかうちに来ることを了承してくれた。
どうして彼と会いたくないのか
聞いてみたいけどそれはちゃんと
話す時になってからにしよう。
運転席に正人、隣に金田さん
後ろに私と愛美ちゃんが座っていた。
「本当にごめんね。
金田さんも気にしないで下さい。
そんなにかしこまらないでくださいよ。」
金田さんはすみません。と謝るばかり。
愛美ちゃんは 下を向いたままだった。
うちについてから正人と金田さんは
お酒を飲みながらリビングにいる。
愛美はタイトなノースリーブワンピースだから
私の部屋着を貸してあげた。
大丈夫だと拒否するから
着ないなら話は聞かないというと
すんなり着替えて私の前に出てきた。
『本当に本当にすみません…』
「大丈夫ー!
ご飯作るから少し待ってねー!
正人ーおつまみが冷蔵庫にあるよ?」
「あ、さんきゅ。」
そんな会話をして私はご飯にとりかかった。
ダイニングテーブルに腰掛けていた愛美ちゃんは
いつの間にか眠ってしまったみたい。
並べるのは一番最後にして先に全部作っちゃおう。
私は洋食風に作り上げた。
二人は雑談しながら飲んでるし
私もと小さなグラスに少しだけ入れて飲んだ。