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愛してるからこそ...
第12章 入籍の日
朱里がトイレから戻って2度寝をすると
アラームがなるまで2人でぐっすりと寝た。
「おはよう朱里」
「んーーー!!おはよう。
急いでご飯の準備するから顔洗って新聞読んでて。」
朱里はベッドから降りるとキッチンへ。
俺は郵便受けまでおり新聞を手に部屋へ戻る。
すると朱里が寄ってきてスマホ鳴ってたよ。と
丁寧に持って玄関までやってきた。
わざわざ持ってきてくれたのはいいが
どうせ話をするのはリビングだから
持ってこなくてもよかったのに。と思う…
画面をタップしてみると
不在着信 人事部長
ん?珍しいな。
部長になってほしいと言われたとき以来
直接の連絡なんかなかったのに...
発信ボタンを押して相手を呼び出す。
プルルルル…プルルルル…
『はい。』
「おはようございます。結城です。」
『悪いね朝早くから。』
「いえ。どうかしました?」
部長はとりあえず役職会議をしたいから
少し早めに出勤して欲しいとの事だった。
部長クラスとあとは役員での会議だと…
また面倒なことが起きてなければいいが…
「朱里俺先に出なくちゃならねぇ…ん、だけど
お前まだ準備出来てない…よな?」