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愛してるからこそ...
第12章 入籍の日
それから8月8日
ついに入籍日を迎えた。
「正人ー準備出来たー?」
「あぁ。車乗っとけー」
実家に越してきて役所も近くなった。
歩いても行ける距離だけど
会社の近くのレストランを予約したから
会社に車を置いて食べたあとは
2人で電車に乗って帰るかタクシーか。
レストランがあるホテルの部屋を確認すると
予約なしでも泊まれるかもしれないと教えてもらった。
最悪酔いすぎてしんどかったら泊まろうと
思いがらも二人で婚姻届を出しに役所へ向かう。
役所に行き届出を出すと
おめでとうございます。と言って
祝日のため後日になりますが受理証明書出しますので
また役所においでくださいと言われた。
確か会社に提出する書類にそんなのがあったな。
また外回りの途中にでも取りに行こう。
『良かったらお写真お撮りしましょうか?』
役所の人が言ってくれると朱里は
お願いします!とスマホを渡して
写真を撮ってもらうことにした。
二人で婚姻届を持ち花束をくれたので
それも一緒に写してもらう。
『はい。撮れましたよー。』
「ありがとうございます!
うわー、お姉さん上手ですね!
待ち受けにしようかなー」
嬉しそうにしてる朱里。
晴れて俺たちは夫婦となったのだった。