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愛してるからこそ...
第13章 新婚初夜
「いったいいくらしたのこの部屋...」
怖くて聞けないけどすごく気になる。
後でスマホで調べてみよう。
シャワーだけかと思っていたけどオシャレな
猫足のバスタブがありオシャレ感半端ない。
そのバスタブにお湯が張ってある。
多分正人だろう。
先に入って貯めてくれていたんだろう。
「あんな完璧な人が旦那さんになって…
私で大丈夫なのかな。不安しかないよ...」
そんな弱音が出るほど不安で仕方なかった。
完璧な正人にドジな私。
出来ることは一生懸命するけどできるのは
家事と料理だけ。
仕事が出来ない訳では無いけど
精一杯のサポートをしたいから仕事を辞めて
家庭に入るのもありだよね?
色々考えているとかなりの時間が経ったらしく
正人が心配して呼びに来た。
「朱里逆上せてないか?」
「う、うん!大丈夫。もう出るよ。」
さてお風呂から上がったら正人と話そう。
正人も本当は家庭に入ってほしいって
思っているかもしれないし。
私はさっきホテルの人が持ってきてくれた
下着を身につけてバスローブをきて
正人がいるところへ向かった。
「正人?話があるの…」
思い切って切り出すことにした。