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愛してるからこそ...
第14章 同級生のからのアタック
そんな感じで少しずつ結婚式のことも決めようと
色々話をしながら買い物へ出かけた。
一度会社の駐車場に置いた車を取りに行き
少し移動してデパートへ向かう。
食器売場で可愛いお皿を見つけて
一人で見ていると正人の姿がない。
どこか行ったのかなぁと周りを見て少し歩くと
知らないと女の人が正人の服を掴んで何か話している。
ショーケースの陰に隠れて盗み聞き…
ごめんなさい。
『昨日の電話も冷たいし何なの?』
「だから昨日も言ったけどもう連絡してくるなよ。」
『正人ってそんなに冷たい奴だったっけ?』
呼び捨てだ。どうやら親しい間柄みたい…
元カノかな?
「俺はお前とやり直すつもりもないし
やり直すことは出来ねぇんだよ。」
『何でよ!』
「結婚したから。嫁にしたあいつしか愛さない。」
はっきり言ってくれたことはすごく嬉しい。
結婚したこと、他の人は愛さないと。
『別にいいわよ。正人が結婚してても。
ほら、またそっちの方が楽しいでしょ?
あなたも息抜きが必要でしょ?』
どういうこと?私と居るのは疲れるってこと?
だから息抜きに浮気するってことなのかな?