この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛してるからこそ...
第14章 同級生のからのアタック

『朱里。
お前は俺の妹だからハッキリ言うけど…
もう少しポジティブになれ。
私なんかがなんか言うなよ。
お前は可愛いし華がないなんてない。
パッとしないって言うのはよく分かんねぇけど
派手かましいやつよりは落ち着いてる方が
いいと思うけどな。
後、正人くんのことは信じてやれよ。
間違いを犯すような人じゃないだろ。
相手の一方的な行動は腹立つだろうけど自信持て。
お前も正人くんを選んだんだし
正人くんもお前を選んだんだろ?』
お兄ちゃんの言葉を聞いて少しだけ落ち着けた。
正人を置いて帰ってきてしまったことを
後悔することとなる。
それはその日正人が帰ってこなかったから。
「まさかあの人と一緒にいるのかな?」
朝起きてから正人の姿がないから不安になる。
どうして帰ってこなかったんだろう。
終わらせるまで帰ってくるなとは言ったけど
もう浮気されちゃったのかな?
朝だから起きてご飯とみんなのお弁当を作る。
最近ではお兄ちゃんとお父さんのお弁当も
一緒に作るようにしている。
朝ごはんは正人以外の分を用意して
正人のお弁当も持ってお兄ちゃんと会社へと向かった。

