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愛してるからこそ...
第14章 同級生のからのアタック



『朱里。
お前は俺の妹だからハッキリ言うけど…


もう少しポジティブになれ。
私なんかがなんか言うなよ。

お前は可愛いし華がないなんてない。
パッとしないって言うのはよく分かんねぇけど
派手かましいやつよりは落ち着いてる方が
いいと思うけどな。


後、正人くんのことは信じてやれよ。
間違いを犯すような人じゃないだろ。

相手の一方的な行動は腹立つだろうけど自信持て。
お前も正人くんを選んだんだし
正人くんもお前を選んだんだろ?』


お兄ちゃんの言葉を聞いて少しだけ落ち着けた。
正人を置いて帰ってきてしまったことを
後悔することとなる。

それはその日正人が帰ってこなかったから。




「まさかあの人と一緒にいるのかな?」


朝起きてから正人の姿がないから不安になる。
どうして帰ってこなかったんだろう。

終わらせるまで帰ってくるなとは言ったけど
もう浮気されちゃったのかな?

朝だから起きてご飯とみんなのお弁当を作る。
最近ではお兄ちゃんとお父さんのお弁当も
一緒に作るようにしている。


朝ごはんは正人以外の分を用意して
正人のお弁当も持ってお兄ちゃんと会社へと向かった。



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