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愛してるからこそ...
第15章 唯一の親戚
翌日は昼から行くと言っていた。
予定を見てみると昼からはここで事務処理が
予定だったから海兄さんのところへ行こう。
その日なかなか早く帰ることが出来た日だった。
朱里とは一緒にはなれなかったが
日付が変わりそうとかでもない。
車で家まで帰ってくると
お父さん車はないがお兄さんは帰っている。
駐車場に車を止めて玄関を開けると
お兄さんの声が聞こえてくる。
「ただいま。」
「あ、正人おかえり!早かったね」
『おー、おかえり。正人くんも飲もー』
俺は2人に挨拶を済ませ寝室で着替えてリビングへ。
「朱里。明日林と海兄さんのところへ行くんだ。
その時に結婚式の招待したいと思ってんだけどいいか?」
すると朱里は当たり前じゃん!来れるといいね。と
『海兄さんって??』
お兄さんには言ってなかったな。
ちゃんと説明する必要があると思い話をした。
「唯一の身内を見つけたので
結婚式に呼びたいなと思いまして…
呼んでもいいですかね?」
一応お兄さんにも聞いておきたかったから。
すると見つかってよかったな。ぜひ呼んであげるといいと
お兄さんも賛成してくれたからよかった。