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愛してるからこそ...
第15章 唯一の親戚



喜んでいる朱里が隣に居るから
仕事もすすむわけで報告書が終わったから
お風呂にはいることにする。


「もう正人が最後だからねー。
お湯だけ抜いといて。掃除は明日の朝するから!」

分かったと返事をし風呂場へ向かう。
最後だと聞いて掃除しなくていいと言われたけど
朱里の家での負担も少し少なくしてやりたいから
風呂は掃除してメモを置いておこう。

じゃないとまた弁当作りで早起きした時に
やってしまうといけないからな。





風呂を終えて部屋に戻ると机に顔をつき寝てる!
あーぁこんな所で寝て...

ゆっくり朱里を抱き上げてベッドへ寝かせると
少し寝返りをしたがまた寝息を立てて寝始めた。

まだ時計を見ると0:30だった。
いつもならこの時間に帰るくらいだから
今日はゆっくり寝れるなと静かに朱里の隣に
横になり身体を休める。


電気を真っ暗にし朱里の寝息を聞きながら
俺もいつの間にか眠ってしまっていた。

そして夢を見た。
朱里と俺の間にいる小さな女の子。

子供がいるからファミレスでご飯を食べたあと
郊外にある動物園に行っていた。


覚めた時早くこうなりたいと思っていた。



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