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愛してるからこそ...
第15章 唯一の親戚
病院に着いて診察室前まで向かうが
まだ患者さんがいるから待っていることにした。
15分くらいして海兄さんが出てきて
お待たせ。と診察室へと迎えてくれた。
『結城先生、あの今度これが新しくなって
違和感があまりないみたいなんです』
林が営業をかけている間俺は見守ることに…
『へぇ。検討してみるよ。』
海兄さんにはまあまあ好評らしいな。
これがまた受注あればいい売上になるから
林も頑張って勧めている。
2人の話が終わって雑談が始まったから
とりあえず終わったか?と聞くと終わりましたと
2人が声を揃えた。
「海兄さん。朱里と入籍したから。
あと結婚式モルディブで小さくしようと思ってて
よかったら海兄さんにも来てもらいたいんだ。」
すると海兄さんは満面の笑顔で
『そうなんだ。おめでとう。
また改めてお祝いさせてくれよ。
モルディブかー。いいな。
いつ頃するのか決まっているのか??』
11月頃を予定していることを伝える。
海兄さんは冬休みとして休んで参加させてもらうよ。
『正人が結婚したって親父にも
たくさん写真撮って見てもらわないとな。』