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愛してるからこそ...
第15章 唯一の親戚



しばらくするとお父さんも帰ったきたから
みんなで揃って晩飯を食った。

順番にお風呂も済ませてお父さんはリビングで
ビールを飲んでいてお兄さんはアイスを
朱里は明日の朝ごはんの支度をしている。

『正人くんこっち来て一杯どうだい?』
お父さんの誘いは嬉しいから受けようと思うと
『いや、風呂上がりはアイスだろ?』
とお兄さんはアイスを勧めてくる。

2人はビールだアイスだって言い合いしている。
そんなふたりを朱里が止めに入る。


「正人はちょっと疲れてるの!
二人とも少しは休ませてあげてよ。」
そう言うと俺に水のペットボトルを持たせて
部屋に上がって休んでてと言われた。

「お父さんお兄さんおやすみなさい。」

2人はおやすみーと声を揃えて言った。


部屋に入ってベッドに腰掛けると
林の言葉をずっと考えていた。


自分には親兄弟がいるが彼女は孤児。
家族のことを知らない彼女の前で
家族の話はしたくないと思ってしまうのだろう。

朱里も俺の時に気を遣ったのか
あまり家族の話はしなかった。

同棲する時に家族のことを話したことがきっかけで
朱里は自分の家族はあなたの家族でもあるのよ。と




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