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愛してるからこそ...
第15章 唯一の親戚
翌日ビルのエントランスで直樹にあったから
結婚式の招待をした。
するとモルディブなんか滅多に行けないから
行かせてもらうよ。と即答してくれた。
葛城にはメールを入れた。
ついでに田村も誘って欲しいと。
また連絡するよ。と返信があった。
「林、ちょっといいか?」
林を呼ぶと朱里もこちらを見たから
会議室の方をみてアイコンタクトを。
会議室に林を呼んで朱里も入ってきた。
「あのな?結婚式彼女もつれて来い。」
「正人、そんな言い方ないでしょ??!
林くん、正人との結婚式来てくれるよね?
その時にね彼女も一緒にどうかな??
あったことはないけど…
彼女喜んでくれると思うんだけど…?」
すると林はズズっと鼻をすすった。
すると泣きながら『いいんでずがー??』と。
「ほら、お前から彼女が孤児だって聞いて
俺も身内居ないけど居ないやつでも
こんなに幸せになれるって教えてやりたいんだ。
だからお前がそのつもりで幸せにしてやれよ?」
『ゔーーーー!!!
部長ーーーー!係長ーーーー!!』
泣いている林を朱里は抱きしめてよしよししようと…
だからその手を掴んでしないように注意した。