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愛してるからこそ...
第2章 例の経理の女
「ん?終わった?」
「鎌倉と話をしてきた。
どこまでわかってくれたかわからんど
とりあえずは大丈夫だと思う。」
そうなんだ。少しホッとした表情の朱里
「でも、どうやって辞めさせたの?」
「とりあえず警察に行くと。
でも諦め悪そうだししばらく様子見る。」
「そっか...
でも何かムカついたから彼女の好きな人分かれば
私も同じことしてやるのに。」
「あいつ安藤が好きなんだと。」
「安藤くん?」
「あぁ。でも辞めてくれ。
朱里が当てつけにでも安藤にキスなんかしたら
俺は安藤をぶん殴るしあいつ勘違いするぞ。」
勘違い?何が?とわけがわからないみたいな顔。
そりゃそうだろ。安藤がお前を好きだなんて
知らないんだからな。
でも鎌倉のことはちゃんと最後まで
片付けるから...
「正人カレーおいしい?」
「うん。めっちゃ美味い。
な、なんでコーン入ってんの?」
朱里はえへへと笑いながら
帰ってきてちょうど宅配便の人がきて
見てみるとお父さんがおばあちゃん家の野菜などを
送ってきた中にあったらしい。
確かに食感のアクセントになっていい感じだな。
毎日ありがとう。これからも俺について来いと言った。