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愛してるからこそ...
第22章 贈り物




また遅くに帰ってきた正人に
田村さん達からもらったものを見せると
正人は頭を抱えて言った。


「あいつら朱里の飯どんだけ気に入ったの?
何かもったいなくなってきたから
もう作ってやらなくていい。」

なんで?と聞くと
何かあいつらに食べさせるのもったいないし
朱里の飯食えるのは俺の特権だから。と
これまた俺のモノ発言…


でもそんなに美味しいと思って貰えるなら
私も嬉しくなってくる。

「正人はたべたいものあったら
いつでも言ってよ?」

「言っていいわけ?」

「うん。作れるものなら作るから。」

「じゃぁ遠慮なく。」


そう言うと私の唇を噛んだ。
食むように唇を奪いそのあと舌が入ってくる。
いきなりのことに息が上手くできなくて
ぷはぁと息をする。

「いきなり何…っ?」

「食べたいものって言うから
朱里食おうかと思ったんだけど…」

...//////


「いいよ。美味しく食べてね?」

この一言で正人のドS心に火をつけてしまい
翌日休みってこともあり
朝方まで寝かせてもらえなかった。

30を過ぎているのに
ここまで出来る正人は本当は20代前半
なんじゃないかと錯覚してしまう。



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