この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛してるからこそ...
第23章 波乱の年末年始



『旦那さまですか?』

「はい。」


話があると診察室へと連れて行かれた。
そしてそこで衝撃的な事実を突きつけられる。

『奥様は念の為今日は泊まってもらいますね。』

よかった。とひといきつくと


『でも、お子さんは残念ですが…』


え?どういうことなんだ?

「子供は何ですか?!」

『出血が多くて多分階段から落ちた時に
子宮からはずれちゃってるんだと…

流産です。』


嘘だろ...

「そんな…」

『奥さまはまだ寝ているから聞いてません。
起きたら私から伝えましょうか?』


頭が真っ白だった。
なんで朱里が…子供が…としか。

「俺から伝えます...」

『分かりました。
母子手帳お持ちですか?』

そうだ。
年明けそれをもらいに行く予定だったのに。


「いえ、数日前に分かって
年明けに貰いに行く予定でした。」

『そうですか。
では年明けにかかっていた産婦人科へは
連絡を入れてくださいね。

のちのちの処置はそちらで受けてもらって構わないので。』


それから何をしていいかも聞くのを忘れ
診察室を出てお父さんたちの元へ。


『先生は何だって?』

お父さんが声をかけてくれたが
俺は涙を流すことしか出来なかった。


/527ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ