パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第25章 対決の日に変更された

奥村は俺の机をバンッと叩いた。
なんでこいつこんなにキレてるんだ？と
不思議になり動揺したけど冷静を装い
2人の話を聞くことにした。


『部長！あんな可愛い奥様がいるのに
会社の前で堂々と浮気なんて
何考えてるんですか？！！』

『そうですよ！あれでは朱里先輩が可哀想です』

奥村のあとに相馬まで．．．


多分今朝の玲香とのことだろう。
別に浮気じゃないんだけどなぁ…
と思いながら一応伝えた。


「浮気じゃない。」

くどくど言い訳せずに事実だけを言う。
やっぱり女は怖いと思った瞬間だ。

『じゃぁなんで泣いてたんですか？
なんでビンタされたんですか？！！』


げっ．．．そんなことまで知られてるのか。
周りに数人いる他の部下もこっちを見ている。
多分今朝のことが噂で広まったんだろう。


「いろいろあったが浮気じゃない。
ただの付き纏いだ。

ちゃんと話し合うからご心配なく。」

すると奥村は明日までに仲直りしてくださいと
キャンキャン吠える犬のように噛みついてきた。

その日は夕方には朱里戻ってきて
家には一緒に帰ることにした。

朱里の報告書をうけとり車へと向かう。