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愛してるからこそ...
第25章 対決の日に変更された
「私が居ていいの?」
「当たり前だろ。居ちゃいけない理由がない。」
しばらく朱里と行動を共にするつもりだから
どこかで玲香に会えば話そうと思う。
分かったと言う朱里の首に舌を這わすと
こらっ!と怒られた。
「帰ろうよ。お兄ちゃん待ってるよ?」
「腹減ったしな。」
多分変な感じだったと思う。
後部座席から出てきた二人が前に座り直し
駐車場から去っていくんだから。
いや、車の中で変なことはしてねぇからな。
そう思ったら変な妄想だ。
何もさせてもらえなかったんだよ!
まぁ、こんな所より家でイチャイチャしたいから
早く家に帰ることにした。
家に帰るとお父さんが同じ時間だったみたいで
近くの駅から歩いて帰っていたから
あと車で5分の距離だけど車で乗せて帰ることに。
『いやー、こんな車初めてだよ。
しかし後ろはフカフカだねぇ。』
「そうなの!私も今日思った!!」
どちらかと言えば後ろに乗るのが
適しているこの車に朱里は今日初乗りした。
『朱里も今日乗ったのかい?』
「そう!喧嘩しててそれで…」
そんな朱里を見てお父さんは仲直り出来て
よかったね。と優しく声をかけていた。